平成28年7月23・24日 会場:明治大学
シンポジウム「現象学と西田哲学」の提題要旨
閉じた個という不合理―フッサールと西田における他性の謎 田口茂
キアスム、非連続の連続―西田哲学と後期メルロ=ポンティ存在論の接するところ 加國尚志
*非会員の大会参加 西田哲学会第14回年次大会は、西田哲学会非会員の方も参加することができます。会員の皆さまのお知り合いで興味のある方がいらっしゃいましたら、お誘い合わせのうえ、ぜひお越し下さい。非会員の方は参加費500円で二日間の大会に参加することができます。 西田哲学会第14回年次大会への参加をご希望の方は、下記の申込書にて郵送又はFAXで西田哲学会事務局までお申込みください.
第1日 (7月23日(土))
午前の部 10時30分~12時10分
・講読部門 『善の研究』勉強会 【1141教室】
担当者:松本直樹(同志社女子大学)、太田裕信(京都大学)
講読箇所 『善の研究』第2編第3章「実在の真景」
※勉強会に参加される方は『善の研究』のテクストをご持参ください。
昼食
お弁当を持参いただくか、学内外の飲食店をご利用ください。学生食堂「スカイラウンジ暁」
(リバティタワー17階)もご利用いただけます(土曜日10:30~17:00)。
午後の部
・理事会 【1142教室】12時20分~13時40分(※理事の方のみご出席下さい)。
・会長挨拶 【1143教室】13時55分~14時00分
・講演会 【1143教室】14時00分~17時00分
1)大橋良介(日独文化研究所)
「〈大地の思想〉のポテンシャル ―― 鈴木大拙没後50年に」
2)小野寺功(清泉女子大学名誉教授)
「西田哲学から聖霊神学へ――トポロギー神学の成立をめぐって」
司会 石井砂母亜(跡見学園)
・懇親会 【グローバルラウンジ】(グローバルフロント17階)17時30分~19時30分
※グローバルフロントは大会会場(リバティータワー)とは別の建物です。会場案内をご覧ください。
第2日(7月24日(日))
午前の部
・研究発表 【1143教室】9時35分~12時30分(発表30分+質疑10分)×4+休憩5分×3
1)熊谷征一郎(京都大学)
「行為と絶対否定――ヘーゲルとの関係から見た西田哲学」
司会:板橋勇仁(立正大学)
2)張煒(東京大学)
「歴史における個体――西田幾多郎と牟宗三の比較を通して」
司会:林永強(東京大学)
3)デヴィッド・ジョンソン David W. JOHNSON(ボストンカレッジ)
“Cultivating the Interlacing of Self and World: Nishida and the Phenomenology of Perception”
司会:田中裕(上智大学)
4)ジャサント トランブレー Jacynthe TREMBLAY(北海道大学)
“Translating Nishida Kitaro’s “Self-Awareness: The System of Universals”: Syntactic analysis by coloring keywords”
司会:米山優(名古屋大学)
昼食
お弁当を持参いただくか、学外の飲食店をご利用ください。学生食堂はご利用いただけません。
午後の部
・総会 【1143教室】13時30分~
“Tetsugaku Companions to Japanese Philosophy”について 林永強(東京大学)
・シンポジウム「現象学と西田哲学」 【1143教室】14時00分~17時00分
提題
田口茂(北海道大学)
「閉じた個という不合理 ── フッサールと西田における他性の謎」
村井則夫(明星大学)
「超越論性の変容 ―― 西田とハイデガーにおける媒介と像」
加國尚志(立命館大学)
「キアスム、非連続の連続 ―― 西田哲学と後期メルロ=ポンティ存在論の接するところ」
司会 榊原哲也(東京大学)