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第12回年次大会

事務局

〒929-1126
石川県かほく市内日角井1番地
石川県西田幾多郎記念哲学館内
TEL 076-283-6600
FAX 076-283-6320

info@nishida-philosophy.org

◇西田哲学会 第12回年次大会プログラム◇

日時:平成26年7月19日(土)、20日(日)、21(月・祝)
場所:石川県西田幾多郎記念哲学館

→石川県西田幾多郎記念哲学館ウェブサイト

非会員の大会参加
西田哲学会第12回年次大会は、西田哲学会非会員の方も参加することができます。会員の皆さまのお知り合いで興味のある方いらっしゃいましたら、お誘い合わせのうえ、ぜひお越し下さい。非会員の方は、3日間中の最初の2日間は、参加費500円が必要となります。最終日のみの参加は無料となります。
西田哲学会第12回年次大会への参加をご希望の方は、下記の申込書にて郵送又はFAXで西田哲学会事務局までお申込みください。
第12回年次大会 非会員参加申込書

第1日(7月19日(土))

午前の部
プレカンファレンス 10:30~12:30
○『善の研究』講読(入門講座) 〔4F会議室〕
講師:白井雅人(東洋大学)・中嶋優太(京都大学)
『善の研究』第2編、第1章・2章を読む
○外国語セッション〔哲学ホール〕使用言語:英語
司会:林永強(東京大学)
1) アダム・ローナン Adam Loughnane (神戸大学)
Nishida and Merleau-Ponty: Artistic Expression as
“Motor-Perceptual Faith”
2) ローラ・スペッカー・サリバン Laura Specker Sullivan (京都大学)
Nishida Kitarô’s Ethical Standpoint:
Indications from the Concept of Koiteki Chokkan
3) 朝倉友海 Asakura Tomomi(北海道教育大学)
The Onto-topo-logical Constitution of Metaphysics:
Nishida Kitarô and Mou Zongsan

午後の部
理事会 12:45~13:45 *(役員の方のみご出席下さい。)
かほく市長挨拶 14:00~14:05
西田哲学会会長挨拶 14:05~14:10
講演会 14:10~17:10
  司会:岡田勝明(姫路獨協大学)
講演Ⅰ 14:10~15:40
  田中久文(日本女子大学)
「日本思想史における西田哲学の意義 ― 高橋・西田・田辺― 」
講演Ⅱ 15:40~17:10
  北野大雲(長岡禅塾)
「轉轆轆地 ―― 禅と西田先生」

懇親会 18:00~20:00
第2日(7月20日(日))

午前の部
研究発表 9:35~12:35 (二会場にて開催)
第一部会〔哲学ホール〕
司会:石井砂母亜(ルーテル学院大学)
1) 森野雄介(大阪大学)
「『無の自覚的限定』における身体と衝動」司会:竹花洋佑(大谷大学)
2) 濱田覚(京都大学)
「西田とシェリングの認識=存在論」
3) 服部圭祐(大阪大学)
「「種の論理」と「間柄の倫理」の潜在的対立」司会:田口茂(北海道大学)
4) 満原健(京都大学)
「純粋経験論はいかなる点で心理主義的か?」
5) 丹木博一(上智大学)
「「表現」の否定的構造について
─「絶対矛盾的自己同一」における現象学的真理論」
第二部会〔4F会議室〕
司会:杉本耕一(愛媛大学)
1) 喜多源典(関西大学)
「西田哲学における「他者」と「超越」」
2) 名和達宣(親鸞仏教センター)
「西田哲学と親鸞教学―「逆対応」の可能性」司会:上原麻有子(京都大学)
3) 鋳物美佳(ボルドー第三大学)
「いかにして病と向き合うか、あるいは
後期西田哲学にみるパトス的なものとの対峙」
4) ジャサント・トランブレイJacynthe Tremblay (北海道大学)
「西田の彼自身の論理に関する散乱した言葉」

午後の部
総会 13:30~13:55
シンポジウム「「西田幾多郎と鈴木大拙」」 14:00~17:00
 司会:松丸壽雄(獨協大学)
 パネラー:
   1)大熊玄(西田幾多郎記念哲学館)
 「「哲学者」としての鈴木大拙」 →要旨(PDF)
   2)森哲郎(京都産業大学)
 「<場所と即非> ―「行の論理」として―」 →要旨(PDF)
   3)竹村牧男(東洋大学)
 「西田と大拙の真宗理解をめぐって」 →要旨(PDF)

第3日(7月21日(月・祝))

午前の部
国際哲学交流シンポジウム
「世界-哲学」(Welt-Philosophie) 〔哲学ホール〕使用言語:英語・独語・日本語司会・通訳:大橋良介(ドイツ・テュービンゲン大学)09:35-11:35発表パネリスト:
1)斎藤多香子 Saito Takako
(フランス国立東洋言語文明研究所)
“KUKI Shûzô’s Philosophy and the World”
「九鬼周造の思索と世界」2)ニルス・ヴァイトマン Niels Weidtmann
(ドイツ・テュービンゲン大学学術フォーラム)
“World and Experience. Some remarks
on the philosophy of Nishida Kitarô and Heinrich Rombach. ”
「経験の世界性。西田幾多郎と
ハインリヒ・ロムバッハの哲学への注、若干」3)ジョン・マラルド John Maraldo
(アメリカ・ノースフロリダ大学名誉教授)
“The Many Senses of the One World:
Reflections on Nishida’s and Heidegger’s Thought
in the 1930s and the Environmental Crisis of Today.”
「ひとつの世界がもつ多くの意味。
1930年代の西田およびハイデガーの思想と
今日の環境危機についての、考察」
休憩(軽食) 11:35~12:00

(※なお、今回の年次大会は、石川県西田幾多郎記念哲学館の「2014国際哲学交流シンポジウム」との共催事業となります)