平成31年7月20日・21日
会場:鎌倉女子大学の大船キャンパス
*非会員の大会参加 西田哲学会第17回年次大会は、西田哲学会非会員の方も参加することができます。会員の皆さまのお知り合いで興味のある方がいらっしゃいましたら、お誘い合わせのうえ、ぜひお越し下さい。非会員の方は、参加費500円が必要となります。参加をご希望の方は、下記の申込書にて郵送又はFAXで西田哲学会事務局までお申込みください。
研究発表の応募を受け付けています。
年次大会・発表の公募について(B・C会員のみ)
年次大会での発表(日本語あるいは英語)をご希望の方は、800字程度の発表内容概要、簡単な略歴、もし研究業績等がおありであれば業績書を添えて、【3月末日】までに、事務局宛てに郵送と電子メールにてご応募下さい。また、発表タイトルと氏名の英文表記、および、文書等の送付先もお伝えください。審査を経て、発表者が決定されます。
シンポジウム「絶対無―西田哲学と田辺哲学」要旨
要旨「時間と無-田辺にとって絶対無とは何であったか-」竹花洋佑
要旨「西田における絶対無と個-田辺の絶対媒介を顧みながら-」美濃部仁
7 月20 日(土)
【午前】
10:30-12:25(115 分)
研究発表①〔3E 教室〕
1)満原健(奈良県立大学)
「『善の研究』の心理主義はいかにして克服されたのか」
司会:板橋勇仁(立正大学)
2)小田桐拓志(金沢大学)(使用言語/英語)
“Nishida’s object-oriented thought”
司会:Felipe FERRARI GONÇALVES(名古屋外国語大学)
3)Steve LOFTS (ウェスタンオンタリオ大学)(使用言語/英語)
“Cassirer and Nishida:Self-Awareness, Mathematical Thinking, and Seeing Infinity”
(エルンスト・カッシーラーと西田幾多郎―自覚、数学的思考と無限を見ること)
司会:田中裕(上智大学)
研究発表②〔3A 教室〕
1)髙谷掌子(京都大学)
「隣人としての「汝」を愛するということ ― 「自他合一」から「絶対の他」へ」
司会:白井雅人(立正大学)
2)庄野龍眞(明治大学)
「武内義範の二種回向解釈 ― その弁証法的理解」
司会:名和達宣(真宗大谷派教学研究所)
3)猪ノ原次郎(北海道大学)
「表現と習得 ― 西田幾多郎の身体論について」
司会:森野雄介(大阪大学OD)
【昼休憩】
12:35-13:45(70 分) 理事会〔3D 教室〕
(理事の方のみご出席下さい)
※学会当日(土曜、日曜)、学内の食堂は営業しておりません。学外の飲食店等をご利用ください。大
学のサブゲートを出られますとすぐに商業施設(松竹大船ショッピングセンターなど)もございます。
【午後】
13:55-14:00(5 分) 会長挨拶〔3E 教室〕
14:00-17:00(180 分) 講演会〔3E 教室〕
司会:大熊玄(立教大学)
14:00-15:30 講演1 氣多雅子
「場所の論理と述語的論理」
15:30-17:00 講演2 福井一光(鎌倉女子大学)
「『種の論理』の『場所的論理』批判を通して見えてくるもの
― その論理学的整理と統合の可能性」
17:30-19:30(120 分)懇親会〔食堂棟2階「カフェテリア」〕
7 月21 日(日)
【午前】
10:00-12:00(120 分)
『善の研究』講読(入門講座)〔3A 教室〕
担当:熊谷征一郎(亀田医療大学)、森野雄介(大阪大学OD)
『善の研究』第2編第6章を読む ※各自、『善の研究』テクストをご用意ください。
【昼休憩】
【午後】
13:00-13:20(20 分) 総会〔3E 教室〕
13:30-16:20(170 分) シンポジウム「絶対無―西田哲学と田辺哲学」〔3E 教室〕
司会:田口茂(北海道大学)
パネリスト:竹花洋佑(大谷大学)
「時間と無-田辺にとって絶対無とは何であったか-」
美濃部仁(明治大学)
「西田における絶対無と個-田辺の絶対媒介を顧みながら-」